忍者ブログ
Admin*Write*Comment
戯言
[211]  [210]  [209]  [208]  [207]  [206]  [205]  [204]  [203]  [202]  [201
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こんばんは。あまりにも久しぶりすぎてどうすればいいのかまったくわからない朱木です。はははは。

とりあえず、なんとなく出てきたネタを勢いで書いてみました。日記小話。というか、どこに掲載するのか悩んだんですが、その内これに更に手を加えて長くするかも?的臭いがしたので(?)一応、ここに収納してみます。
なんというか、久しぶりでこれってどうよ?的な話を書いてしまった。否、ノリはいつものな感じなんですが、うん。CP?いや、うん、なんというかそれも違うな。もう少しはっきり言えば、女の子にねーvみたいな。とある人を喜ばせてみようと思って見事挫折した感じがあります。ぐっすん。

しかし、実は初めての挑戦でした。どうも、原作で使われてると萌え度が減るらしく、妄想しても楽しくないらしいんですね。いや、それなりに楽しめますが、すっごい好きです!みたいにはならない。おかしいな、原作にそういうのが欠片もないとかなり萌えるらしいのに(え)
あまり痛い人だと人様に思われたくないのであまり詳しい趣味は他言しないようにしてましたが、原作になければ好物だったりします、かなりの確率で(逝)全てを想像するってのがいいのかな?とりあえず、今はツナ様なら真剣に書きたいと思わなくもないという重傷な感じです(痛)

すみません、ナルトから話題がそれました。あ、そうです、小話はナルトです。書くの忘れてた(笑)CPは特に…。とりあえずナルトと綱手様のお話です。はっ!ここでも綱手様大活躍してない!?
いつもは基本的に短くてもその物事の話は終わらせてる(つもり)ですが、中途半端かもしれません。というか、え、ここで終わり!?この先あるじゃん、いつもなら!という感じかもしれません。でも、これが今週中に仕上げられる私の限界なんです~!(泣)
続き気になるよ!もっと!!という神様のような声があったら考えます。とりあえず、もう少しナルトの外見の描写はしたかった。きっと一番楽しいに違いないのに話の流れ的につい書き損ねたのさ!(涙)
しかし、最近とんとナルトで笑いが書けなくなった気が。気が。気のせいでありたいです…。


星々が美しく輝いていた夜空はいつの間にかどことなく夕焼けの空にも似た、ほんのりオレンジがかった光が世界を、空を照らす
夜が、明ける
もうすぐ赤らんだ空も、白み、そして青い空へと変わるだろう
冬の後には春が来るように、夜の後には朝がくるのは当たり前だと何事にも終焉は来るのだと空は告げていた

結局ナルトは一睡もすることができなかった
忙しない毎日を送る己に与えられた限られた少ない睡眠時間だというのに、身体をベッドに横たえるどころが、ずっと窓辺にもたれたまま、時が移ろうのを見ていた火影の、己の後見人である綱手と昨夜交わした言葉が頭を付いて離れなかった

…そして
一瞬だけ、脳裏に過ぎる人物
その姿を振り切るように、頭を強く振った

まだ明けぬ夜を過ごす身には忘れなければならないことなのだから








明けし空をみよ












「…ナルト、もう、いいんじゃないのかい?」
「どうして?」


どうして、今頃そんな事を言うのだと、今まで何か言いたそうな顔をしていても何も言わなかった彼女の真意が掴めず、退出しようとしていた足取りを止めてナルトは綱手の方へと首を傾げながら振り返った
冗談のような軽い気持ちで彼女が口にしているわけではないのだと、その声音と気配からわかっていた
だからこそ不思議で、そして、少しだけナルトは苛立ちを覚える


「今頃だからこそ、だよ。もう、あれからどれほどの月日が経ったと思っている」


しかし、その言葉に返答を返す気がないのを悟ってか、綱手は言葉を更に重ねた


「…もう、終わりにしよう、ナルト…」


その綱手の表情は、言われたくない言葉を言われた本人よりも泣きそうで、悔しそうで、気丈な彼女が滅多に見せない表情をしていた
ナルトが過去に一度しか見たことのないもの
だからこそ、少しだけ、ほんの少しだけだけれどナルトの心を揺さぶる効果があった
様々な諫言にも耳を貸すことなく、己という子供を可愛がるどころか後見人にまでなってくれた優しい、存在
そんな表情をさせたいわけではない
でも、
だけれど


「駄目だってば。――だって、あたしはまだ望みを叶えてないもの」


言葉を受け入れることなんて出来やしない
今更だ
そんなに簡単に辞められるのならば、最初から望んだりしない
ましてや実行などしない
生半可な覚悟でやってるわけではない
月日の流れを知らせるかのように長く伸びた髪も、成長につれ変化した身体のまるみも、全てを覆い隠してまで
けれど、彼女の気持ちを汲んで、最近では滅多に口にしなかった、己らしい口調で返答した
あたし、なんて自分の事を呼ぶのなんてどれほど久しぶりのことか
偽りの自分ではなく、己自身の言葉で発せられたその言葉だからこそ、伝わる気持ちの強さがわかったのだろう、綱手は更にその表情を哀しみで歪ませた


「わかってるさ。けれど、今、この時は、たった一度きりなんだよ。本来のお前に戻って、若者らしく生きたとしても、罰はあたらないよ。…あいつも、怒りはしないさ」
「…遊んでるってばよ」
「でも、それは本来のお前としてじゃないだろう?ナルト、お前は本当は…」


しかし、その先を告げることを綱手は許されなかった
諌めるような鋭い瞳に射抜かれながら、口はナルトの白魚のような白く美しい手で塞がれていたからだ
数秒の沈黙の後、もう綱手のその先を告げる気がないのがわかったのかナルトが手を離しようやく開放された


「そんな問題、些細なことだってば。俺はこのままで支障はない。辛くもない」
「本当に、それでいいのかい? …恋、してるんだろう?」


その言葉にナルトは一瞬だけ顔を、何ともいえないような表情に歪ませるが、直ぐにいつもの怜悧な表情へと戻る
一瞬で十分だった
けれど、それを抑えてでも、忘れてでも叶えたいのだという気持ちが今は勝っているのだとその後の表情は告げていて、それ以上綱手はナルトに何も言う事ができず、慇懃に辞去の挨拶をして去っていくナルトの後ろ姿を見送ったのだった


「いつか、お前が悔いることがないことだけを祈ってる…」


望みが叶い、生来の姿に戻り、普通に恋をし、好きな人と幸せに笑いあえる日が来ることを
沈鬱なこの世界に満ちる闇が明ける日はきっと来ると信じて





fin.




ただ単にナルコが書きたかったんです!にょた!!
うう、長編の序章な感じになってしまった…orz
相手は、個人的にいつものな感じなんですが、別に先生でも構わないかもしれないと思ったり思わなかったり。銀髪じゃないよ
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メール
URL
コメント
文字色
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
  • ABOUT
管理人の日記…というより戯言…というより行動記録? コメント大歓迎☆
  • カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
  • 最新コメント
(03/18)
肩こり解消法(返信済)
(06/28)
無題(返信済)
(06/15)
こんにちは(返信済)
(02/24)
通販メール(返信済)
(06/28)
  • プロフィール
HN:
みなみ朱木
性別:
女性
趣味:
ヲタク
自己紹介:
 少女漫画好きにも関わらず、恋愛要素ばかりだとすぐ飽きる。少年漫画は勢いがないと途中で飽きる。実は、医療・美術・美食漫画が好き。知識が増えるっていいよね!ホラー系もいけるが退治されないものは怖くて読めない(笑)
 BLも好きだが女の子も好きな為にいったりきたり。つか、主人公が好きなんだよ!だから女主人公の場合でBLなんて考えれるわけないだろ!と言い張る人。
 口癖は「頑張れ、自分!」…空しい。
  • アクセス解析
Copyright © 戯言 All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics*material by 工房たま素材館*Template by Kaie
忍者ブログ [PR]