更新がわりに。

なかなか更新が出来ないような気がするので（また原稿に取り掛かるので）大分昔に書いた、書きかけのボツにした小説をアップしてみようかと。
ものすごく中途半端で、しかも初めの方だけですが、文章だし！という事で（おい）30のお題の1のネタです。これに行き詰って、いつの間にか視点を180度変えたお話にしたんですな。シカナル？に見事変貌を遂げたと言う。でも、根幹はこの作品で、あれは未来の予定でした。
…本当は、いつかこれを仕上げてアップしようと残しておいたんですが、一向に書く気がおきてないところを見ると、書かないようなので。…しかし、これを見ると私て昔はスレてる文を書こうとしてたんだなぁと思います（笑）今とは大違いだ…ほんと…（最近はこれが私のスレナルなんだ！スレからの脱却？がテーマなんだ！！と開きなおってる）あと、文章の感じが驚くほど違う。わ、若いなぁ、私…ι
あ、続きが読みたいとか、気になるとか言われても無理ですので。あと、ほんとーにほんとーに最初の方だけですから！！期待しすぎないでください！！！

WEB拍手レス
>禮ちゃん
お久しぶりです！！拍手ありがとー！！！そして、TOPの火影ナルトに反応ありがとうございます。麗しくかけてますか？よかったよかった＾＾
眼福とのお言葉嬉しかったです☆また、ぜひ起こしを！！

「はじめまして」

その笑顔は酷く優しかった
そして、人の温もりに脅える俺に差し伸べる手はもっと優しく、暖かかった…



はじめまして




イルカ先生と初めてあった時のことは今でも鮮明に思い出すことが出来る
じっちゃんに紹介されたのだ
俺の通う、アカデミーの、担任の先生として

「あ？なんで俺がそんなトコに通わないといけないわけ？」

不満を隠しきれずに３代目に詰め寄った
俺の不機嫌ＭＡＸの表情に冷や汗をかいているのがわかる
バーカ
どんな反応をするかって分かってたくせに言うからだ
自業自得だっつーの

「やはり、アカデミーぐらいは卒業した方がいいじゃろうが」
「必要もないのに？」

俺は冷たく返事を返した
確かに俺はまだ見かけは庇護のいるガキだ
だが、そこらの奴らよりは強いという自信だってある
事実、もう暗部として働いているぐらいだった
アカデミーの教育などいるはずもない

「だがな、ナルト。将来的にも一応、卒業はしておいた方がいいんじゃよ」
「そうだよ。それに、例え、君が強いとしてもだ。友達は必要だと思うよ…？」

友達？
甘ったれたイルカとかいう奴の台詞に笑いがこみ上げた

「今さら俺にそんなの必要ねーよ」

そう言い切る俺にイルカは表情を微かに歪めた
それは哀しみに満ちたもので
しかし、微かに、微かに心に小さな波紋を呼んで
何だか理解できない、理解を拒もうとする感情にイライラとする

「俺は今迄ひとりだった。そして、これからもだ。今更誰の存在も欲しくない」
「そんなことはない。誰にだって、誰かが必要なんだ」
「必要となど思ったこともないね。…第一、この俺を疎まない者がいるのか？この俺が、愚鈍なぬくぬくと大切に育てられてきた奴等と一緒にいて仲良くなれるとでも思ってるのか…？」
「なれるさ」



ここまで！…なんて中途半端なιイルナル予定だった作品でした！！