五代先生。

本日は最近のお気に入りの作家さんについてでも語ってみようかと。
本感想カテゴリーつくったのになかなか活用してないので（笑）

えー、最近のお気に入りは五代ゆう先生です。なんどかちらりと日記で名前を出してる方ですね。
私が読んだのは、「《骨牌使い》の鏡」「はじまりの骨の物語」「風と暁の娘 パンツァードラグーン オルタ」の三作品です。あ、ちらりとパラケルススの娘も読んだかな？
一番のお気に入りは骨牌使い（これでフォーチュン・テラーと読む）かな？でも、オルタもかなりのお気に入りです。

五代先生の作品は本格的ファンダジーに位置します。個人的にライトノベルズが好きなのでファンタジーは好きなのですが、久しぶりに本格的という言葉が似合うなぁという人に出会ったという感じです。
…えっと、何を本格というのか難しいのですが、あえて言うならば指輪物語的な本格さでしょうか？…いや、海外のファンタジーかな？？あおり文句に日本ファンタジーの金字塔とか書いてあったんですが、思わず納得してしまいました。
緻密で鮮やかに書かれた世界観。決して読者に媚びない話。どこか固い文章のそれは、最初の方で挫折する人が出てきそうなんですが、読み込むほどに味がでてきて、その本の世界に引きこむんですね。
中味はびっくりするほど読者に媚びないんですよ。こことここは出来るのか！？どきどきｖと一瞬思わせるのに、結局何もなく終わったりしますし（笑）
後、本当に主人公をどん底に突き落とし、可哀想でしかたがなくなります。終り方もよくあるハッピーエンドとはちょっと違う感じのものが多いんですが、それでも、すんなりとそれを許してしまうような空気を抱く不思議なお話です。これはこれでよかったんだろう、うん、みたいな。

さて、ちょっと細かく一部の作品を語りたいと思います。ネタバレにならない程度に（笑）
「骨牌使い」は、私が最初に五代さんを強く意識した作品です。時間つぶしに文庫化された一巻の1/3まで読んだ時はそれほどまで惹かれていませんでした。ちょっと気になる程度です。しかし、何かがきっかけに凄く読みたくなり、最後まで一気に読みました。
〈祖なる木〉と〈旋転する環〉によって生まれた12の《詞》によって語られた世界が舞台。骨牌使いのアトリという少女がとある男を占う事がきっかけで始まるお話です。
初めは少し難解で、主人公もあまり引き立っておらずに今一かな？と思っていたのですが、進むにつれて、アトリや彼女の周りの人々の成長、世界崩壊、裏切りやそれにつきまとう哀しみが理解できはじめ、物語に引きこまれます。私としては一番ラストが好きでした。

次に「オルタ」ですが、これで一番驚いたのが、元になった世界がパンツァーダラグーンというゲームだという事でしょうか。しかも、シューティングゲームです。私はゲーマーではないのでよくわからないのですが、先生曰く、ゲームに嵌って趣味で書き上げた作品らしく、三部作のその後というお話だとのこと。何しろシューティングゲームですからある程度の基礎はあっても詳細まで決まっていないでしょうに、作品にはリアルに想像できるほどに緻密に書き込まれています。ここまで想像し作りあげたのか！と感動せずにはいられません。
災厄の魔女と呼ばれるオルタはどうして自分がそう呼ばれるかも、どうして塔に幽閉されるのかも知らなかった。しかし、ある日村は襲われ、自分の身にも危機が。そこに、現われ自分を救ったのは一匹のドラゴンだった。自分は何者なのか、それを追求しはじめた時に物語は大きく動き出す。
…的なドラゴンとその乗り手の愛の物語で、多分、これだけの情報から想像する一般的なファンタジーと話しはちょっと違うと思います。機械と自然。神と人間。過去と未来。色々なモノに翻弄される人々が生きる世界の物語です。最後、私はつい、ぼろぼろ泣いてしまいました！

はじめの骨は…私の好みではなかったかな？でも、これまた素敵な物語で感服いたしました。王子が可愛い！　で、少し読んだというパラケルススは最近書かれ連載されてる文庫なのですがこれは…最初述べた先生に対する感じとは違い、どっちかというと最近のファンタジーって感じですね。

では以上、本の感想でした！

×

行動記録。二日間を追え！

なんだ、この題名（笑）てきとーはいかんね、てきとーは。
さて、この二日間何をしていたのか。…大人しく、原稿を進めていたわけでも、卒論について考えていたわけでもなく（まて）あそびまくってました☆いや、遊びっていっても後者は強制的な義務だけどね？

3日は私の愛する友人あづみちゃんの学祭へとこれまた恒例行事的に遊びにいってきました。今回はこれまた高校からの愛する友人ユズコやんと唯加ちゃんにお誘いをかけご一緒に。唯加ちゃんはどうやら学祭が初めてらしく、芸大の学祭を見てすごい！と感動してましたが、実際の学祭というのはどういうものかを知っている二人は冷静に「ここが例外」と釘をさしてました（笑）
いつもは家族内恒例行事のついでに連れて行ってもらうのであづみちゃんのとこと、さらっと見て返って来るんですが、今回は余裕があったのでたっぷり見てきましたが、楽しかったです。いやはや、みんな芸大入るだけあって上手いなぁ！日本画コースの方が描かれた動物絵とか凄いし、どのコースかはわからないですが、ペン画は緻密でステキだし、写真も綺麗だし。芸術好きの私としては満足でした☆ま、一番満足なのはあづみちゃんに会えてあづみちゃんグッズを買い漁った事ですけど？（笑）
全て回っても時間があったので後はいつものごとくサイゼに行き、まったりトークをしてました。何が重要なトークだったかはもう定かではありませんが（こら）止め処もなくトークするのはとても楽しかったです！
で、夕方にユズコちゃんが去った後、唯加ちゃんが熱い三国対戦？に付きあってゲームプレイを鑑賞してました。なんというか忙しないゲームだなぁ！早すぎて何がなんだか…とぼーっと観察してましたが（いつのまにか観察/笑）お隣で解説本と格闘する事によってなんとなく詳しくなって帰って来ました（笑）
で、唯加ちゃんを送り届けた後は、本来の目的であった(!?)本屋へ。既に遅かったので、買おうか悩んでいた本と立ち読んでいる本と雑誌を数冊立ち読んで帰ったら、うちに着いたのが23時でした（笑）まだ読み足りなかったのに！…悔しいので日曜にでも読みにいきます！！

さて、4日はですが、例年は3日に済ませている家族強制参加のお墓参りに行ってきました。寺がちょっと遠いので嫌で、しかも強制＆毎回お経を上げてもらわなきゃいけないという、心は無宗教☆かつ顔知ってる人誰もいないし、な私にとって苦痛です。しかも、いつもは昼ごろからなのに、今回は朝っぱら。ね、寝させろー！！（本音）
終った後は、これまた恒例行事的に仲良くさせてもらっている時計屋さんという名の宝石屋（眼鏡屋？）さんへ。イタリアでカメヲを買ってもらったんですが、それはペンダントトップなので鎖を買ってもらんったんですが…カメヲと同じくらいの値段（笑）下手すれば鎖の方が高いんじゃ…？みたいな感じで思わず笑ってしまいました。
後はお茶したりドライブしたりして、帰ってきたら疲れて爆睡。夜まで寝てしまいましたι…こうして無意味に時間は過ぎていくのねとか思わずにいられません（自覚はるけど治さない人/最悪）

んな感じでした。さて、本当に卒論と平行で今月に本一冊書き終らせないと危ないぜ…ι

×

更新がわりに。

なかなか更新が出来ないような気がするので（また原稿に取り掛かるので）大分昔に書いた、書きかけのボツにした小説をアップしてみようかと。
ものすごく中途半端で、しかも初めの方だけですが、文章だし！という事で（おい）30のお題の1のネタです。これに行き詰って、いつの間にか視点を180度変えたお話にしたんですな。シカナル？に見事変貌を遂げたと言う。でも、根幹はこの作品で、あれは未来の予定でした。
…本当は、いつかこれを仕上げてアップしようと残しておいたんですが、一向に書く気がおきてないところを見ると、書かないようなので。…しかし、これを見ると私て昔はスレてる文を書こうとしてたんだなぁと思います（笑）今とは大違いだ…ほんと…（最近はこれが私のスレナルなんだ！スレからの脱却？がテーマなんだ！！と開きなおってる）あと、文章の感じが驚くほど違う。わ、若いなぁ、私…ι
あ、続きが読みたいとか、気になるとか言われても無理ですので。あと、ほんとーにほんとーに最初の方だけですから！！期待しすぎないでください！！！

WEB拍手レス
>禮ちゃん
お久しぶりです！！拍手ありがとー！！！そして、TOPの火影ナルトに反応ありがとうございます。麗しくかけてますか？よかったよかった＾＾
眼福とのお言葉嬉しかったです☆また、ぜひ起こしを！！

「はじめまして」

その笑顔は酷く優しかった
そして、人の温もりに脅える俺に差し伸べる手はもっと優しく、暖かかった…



はじめまして




イルカ先生と初めてあった時のことは今でも鮮明に思い出すことが出来る
じっちゃんに紹介されたのだ
俺の通う、アカデミーの、担任の先生として

「あ？なんで俺がそんなトコに通わないといけないわけ？」

不満を隠しきれずに３代目に詰め寄った
俺の不機嫌ＭＡＸの表情に冷や汗をかいているのがわかる
バーカ
どんな反応をするかって分かってたくせに言うからだ
自業自得だっつーの

「やはり、アカデミーぐらいは卒業した方がいいじゃろうが」
「必要もないのに？」

俺は冷たく返事を返した
確かに俺はまだ見かけは庇護のいるガキだ
だが、そこらの奴らよりは強いという自信だってある
事実、もう暗部として働いているぐらいだった
アカデミーの教育などいるはずもない

「だがな、ナルト。将来的にも一応、卒業はしておいた方がいいんじゃよ」
「そうだよ。それに、例え、君が強いとしてもだ。友達は必要だと思うよ…？」

友達？
甘ったれたイルカとかいう奴の台詞に笑いがこみ上げた

「今さら俺にそんなの必要ねーよ」

そう言い切る俺にイルカは表情を微かに歪めた
それは哀しみに満ちたもので
しかし、微かに、微かに心に小さな波紋を呼んで
何だか理解できない、理解を拒もうとする感情にイライラとする

「俺は今迄ひとりだった。そして、これからもだ。今更誰の存在も欲しくない」
「そんなことはない。誰にだって、誰かが必要なんだ」
「必要となど思ったこともないね。…第一、この俺を疎まない者がいるのか？この俺が、愚鈍なぬくぬくと大切に育てられてきた奴等と一緒にいて仲良くなれるとでも思ってるのか…？」
「なれるさ」



ここまで！…なんて中途半端なιイルナル予定だった作品でした！！

×

帰って来ました！！

おぉ、皆様お久しぶりでございます！夜の11時頃に無事に帰って参りましたよ！！愛しの我が家～ｖｖ
ミラノ、ベニス、フィレンツェ、ナポリ、ローマにヴァチカン。北から南まで堪能してきました。つ、疲れた…。毎日晴れで万歳です！！
さすが、ヨーロッパなだけあって、美しい建物だなぁと感嘆の声をあげていましたが、最後の方は感動がちょっと…（おい）多少の違いはあるんですけど、やっぱり似たような感じの建物ばかり毎日見てると「あぁ」になりますね。自然がいい、自然が！街にはちょっとあきた。
青の洞窟が私的にとても楽しみなポイントだったんですが、強風の為の高潮で無理でした…。晴れたのに、晴れたのに…！！元々確率的に見られるのが低いとこだったんですが、残念でした…↓　まぁ、代わりにカプリ島の周遊クルーズをやって、赤の洞窟、白の洞窟、小さな青の洞窟を見られたのでいいんですが…。高波で命がけだったけど（笑）
何度も注意を促していただいたお陰か、スリにあうこともなく、観光客の二割が空港で荷物が紛失するという被害にあうこともなく、楽しんでこれてよかったです。
あとは、あれだ。もっと食事が口にあって欲しかった…。固いしくどいし。日本のパスタって、食事って美味しいなぁ…。日本がより好きになりました（笑）
写真は…後日一部紹介できたらいいなーと思います。

さて、これからメールのお返事とか書きますか…。

いってきます。

今日から旅行です。通販も企画もメールの返信ができませんのでよろしくお願いします。でも、感想は無休なのでぜひ☆（笑）

で、どう更新していこうかと考えた結果、堪っていた日記絵（ナルトのだけ）を載せておきました。な、懐かしいぜ、嫌なくらい…ιご存知の方は当時の日記と共に昔を懐かしみ、初めての人は昔はこんなんか…ぐらいな気持ちでお楽しみください（笑）
本当は文を書こうと思ってたんですが、書きかけで時間が。残念…！来月までのお楽しみです！！あ、ちなみに拍手SSSでシカナルいのです（今のところ）
あー、仕上げて出て行く予定だったのに…！（泣）本が面白かったのがいけないんだ…！400P以上あるのに～（責任転嫁）ど、ドラゴン…！愛！！（泣）あ、「やさしい～」ではなく（それも持ってますが/笑）最近、マイブームの五代ゆう先生の「風と暁の娘」という本です。先生の本は４冊ほど読んだけど、「《骨牌使い》の鏡」と同じぐらい好きかも。帰ってきたらこの2冊について詳しく語りたいと思います（笑）