新年あけましておめでとうございます。

昨年は大学の卒業論文、就職活動、就職を怒涛の人生転機だけでなく、いつも以上のオフライン活動の強化でサイトの方がおろそかになってしまい申し訳ありませんでした。
それでも、少ない更新を待って訪れてくださった皆様にはいくら感謝しても足りません。
今年も変わらずオフラインには力を入れていく予定ではありますが、もう少しサイトにも構っていけるよう頑張りますので引き続きみなみ朱木並びに当サイト「月華の庭」、個人サークル「日ノ花 月ノ花」のご愛顧の程よろしくお願いします。


平成20年 元旦　みなみ朱木


尚、今年は新ジャンル追加という事でそちらのしばらくはそちらの方を頑張らせてもらう予定です。えぇ、リボです（真顔）でも、できたら茅田も増やせられたらいいなぁと思わなくもなくもなく。つか、月華…！（滝汗）

もうすぐ。

こんばんは。
今年は一年、なかなか更新できずに申し訳ありませんでした。
来年こそは頑張りたいです。
でも、本ないからまたあっちを頑張らないといけないんだろうか…（遠い目）
ということで（どいうことだ！？）急遽書き上げた大晦日SSSです。
色本その後ってことでヨロです。いのはもうあるのでシカの方です。はは、イノは入れようと思ったけど忘れてました。ごめん、いの！

ではでは、皆様よいお年を！！


みなみ朱木

震えるほどの寒さにちらりと窓の外を見ればちらりちらりと雪が降り始めていた
今年初めての雪だ






白い花と光の夢






「何も今日振ることないってばよ…」


雪は嫌いだ
否、昔よりはマシだろう
少しは綺麗だなと思える自分がいるのだから
けれど、それでも思い出さずにはいられない過去があって…


「だから、今、こんな立場になってるわけなんだけどな」


絶対になるものかと思っていた火影、この里を治める長という立場になっていた
それは、二度と悲劇を繰返させない為で
これでいいのだと、そう決めたはずなのにそれでも迷う時はそれでもあった

優しくて暖かさに満ちた彼女との思い出に関わる事を思い出す度に
哀しみと憎しみに満ちたあの白と赤の色彩が印象的な日を思い出す度に
いつだって一緒だった
ずっと一緒だと思っていた

けれど彼女はもう己の傍らにはいない
――白い花となって最後に雪のように散ってしまったのだから


「ナルト…？」


シカマルの、己を呼ぶ声にナルトは窓から室内へと視線を戻した
彼の両腕には白い紙の分厚い束が抱えられていた


「まだ追加されるってば…？」
「そんな顔するんじゃねぇよ。俺だってうんざりなんだ。ったく、こんな日に問題起こしやがって…」
「こんな日だからだろ？」


皮肉気に嗤う
火影の地位を綱手から受け継いでからも猶も時折反乱が起きる
それは過去の己への事件に関わるような人物が殆どだった
そういった考えのトップの下にいた為に己の下につくのが嫌なのだろう


「お前のことを純粋に慕ってる奴も同じだけ、否、それ以上にいることを忘れるなよ」
「シカマル…。あぁ、わかってる。だから、そんな顔するなってば」


彼女の変わりに、今はシカマルやいの、そして色んな己を慕ってくれる人々が近くにいる
それを忘れてはいない
忘れてはいけないのだ
どれほど、彼らが己のことを思っていてくれるのか知ってしまったのだから
時折思うことがある
純白の雪のように綺麗な心でいられたらどんなに幸せだっただろう
彼等の心を疑うことなく、傷つけることなく出会えただろうか
謂れもなく傷つけられることも、それによって誰かに害を及ぼすこともなかっただろうか
けれど、結局のところ、雪が降った後に誰かに踏まれ、いつしか灰色に澱んだ色がお似合いなのだ、自分には
ありえない
綺麗なままの己など
歪んだ手を血に染め抜いた己だからこそ己なのだろう
もはや仮定でしかありえない話などするのは時間の無駄でしかなかった

それに、今の自分だからこそ、できることがあるのだから
過去ばかりに目を向けて心を閉ざしていては先に進めない


「さぁ、みんなにも待ってる人がいるんだ。さっさと済ませて解散させるってばよ」
「あぁ」


あげなければならない緊急の書類にさっさとサインして、ナルトは椅子から立ち上がって軽くストレッチをする
早く終わらす為には己が出るのが一番てっとりばやいし、安全かつ確実だ
初めは己が出ることに不満があるようだったシカマルも止めても無駄だと悟ったのか、己の服の用意を手伝い始めてくれた


「珍しい。最近は上は最後に出て行くもんだと言って煩いのに」
「それに関しては今も意見は変わってねぇよ。でも、止めてもいくだろう？なら、俺も付いていて護衛していた方がマシってだけだ。それに…」
「うん？」
「今年も、一緒に俺と新年を迎えてくれるんだろ？」


なら、早く終わらせなきゃな、とシカマルは笑う
…なんていうタイミングで言うんだろうか、こいつは
いつだって、見透かしたように己が弱っている時に嬉しい言葉をくれるのだ
でも、なんだかそれが気に入らなくて、朱に染まりそうな感情を隠し、挑発するような笑顔をナルトは浮かべた


「無事に終わったら、な」
「俺とお前が出て終わらねぇはずないだろ？」


けれど、その挑発さえも笑顔で交わされて
拍子抜けしてしまう
であった頃より図太くなったというべきか
それが少し哀しくもあり、それだけの時を一緒に過ごしたのだという喜びもあって複雑だ


「じゃぁ、早く終わらせるぞ」


鐘が鳴り始める前に
暖かな部屋の中で
飲み物や食べ物を囲んで
嫌なことを忘れて、楽しかった事を語りながら
明日のよい里を夢を描こう


「あぁ、見くびったことを後悔させてやるってばよ」


強気に笑う
こうして、彼や彼等と話していると感傷などどこかへと吹っ飛んでしまうから不思議だ


「いくぞ、黒月！」


よりよい明日を夢みて二人は走り出した

×

ありがとうございました！

冬コミに参加された方、お疲れ様でした。
また、当サークルでご購入してくださった皆様、お買い上げどうもありがとうございました！
差し入れを下さった皆様も本当にありがとうございました。嬉しくて泣きそうです。

さりげなく土曜の朝にサークル情報ページの情報を更新しておいたのですが、無事にコピ本は発行できました。睡眠一時間で会社で仕事＆掃除→東京前のりはつらかったでう(泣)はらはらしつつも応援してくださった皆様どうもありがとうございました！
友人が風邪ぎみだったにも関わらず、一生懸命製本してくれたお陰でだせたようなものです。本当に感謝感謝！ありがとー！！コロツナなんていうマイナー茨道CPでありながらも購入してくださった皆様もありがとー！！

さて、在庫ですが…皆様沢山ご購入してくださってありがとうございました。新刊といいつつも前身であるnoise本のことがあったり、再販ものだったりしたのでどうかなーとか思ったんですが、予想以上に手にとって下さる方々がいて嬉しかったです！
早々と「Little star」が無くなり、新刊購入者におまけで配布していたものがなくなり、「睡蓮」まで持ち込み分がなくなってしまってあわわしてしまいました。という事で、以下、現時点での在庫状況紹介です。

新刊
「花氷の音」…極少部数
「Love trick」…まぁまぁ
再販
「君に咲く金色の花」…少部数
既刊
「Little star」…完売
「催花雨」…極少部数
「睡蓮の見た夢」…極少部数
「パパと一緒」…少部数（当方預かり分）

という感じです。
…すみません、睡蓮は大阪用にまわすかと家に置いておいた数冊しかないです。それと同じぐらいに新刊がやばいです。も、申し訳ないぐらいにι…つ、通販は多分ナルトは一種類もまわらない…かも、です…（滝汗）再販はちょっとできないかなーという感じでして…。も、申し訳ございません。でも、金色は結構大阪で出したのでもしかしたら奇跡とか起きちゃったりなんかして残るかも？いや、サイトの方も十分か！な感じですが。ハハ。どう転ぶかは神のみぞ知るという事で。

ちなみに、別ジャンルの本は基本うちのサークルはメインのが売れるので大丈夫かなとか思わなくはないんですが、催花雨はラストの販売で数が少ないのでなんとも。パパ本は大部分の販売を申し訳ないことながら相方の小夏さんにお任せしたので販売できる量は少ないですが、どうなんでしょうね？あ、今回のコピー本は、今のところ少なくも無く多くもないって感じですが、今後再販かけるか微妙な感じな奴です。在庫どうなるでしょうね、という感じですか。

もう、東京と大阪を一緒の時期に出した事ないので客の被り度とかわからないので在庫の動きはなんともいえません。あう。とりあえず、ナルトはごめんなさいな感じとだけ。あぁぁ、もう少し刷ればよかった…！

しかし、東京は疲れますね。会場も疲れましたが帰るのに一番疲れました。混みすぎ…！大きな祭典は年に一度ぐらいがいいのかも。といいつつも、五月には取る気いっぱいです(笑)夏は大阪だけにするかもですけど。だって、ジャンプと小説が別日程なんだぜ！（私的にとても重要なポイント）

ゆらり

できた。…表紙だけな！
ということで、根性で残り本文書き上げを乗り切り、上手くいけば無事にでる予定です。
一応、現時点ではA5でＦＣコピー、32Pの500円の予定。えぇ、予定です。
インフォメ編集してる余裕なさそうな気がするので一応ここで報告。

あ、いつも情報ペーパーに掲載している小話ですが、すみません、落とします(泣)無理だ、そこまで手がまわんねぇ…！！シクシク。
ペーパー用の表の絵は描き終わってるのでできるだけペーパーという存在自体は持っていこうとは思っているんですが、無理だったらすみません。最後の編集まだだし、それに付随する処理の時間が惜しいかもしれん(泣)
変わりに、夏に残ったやつを全部持っていきます。重複したらごめんなさい。
大阪ではひょっこり小話がついてるかも？

変わりに大目に新刊購入者（数制限あり）へ配るノベルティを大目に作ります。これは前日に頑張ってくれる友人がいるから…！期待してるよ、ユズコやん！！

さて、本文書きにもどります。ねむいーうう、寝不足と疲れで胃が…！

なぜ

こんなにも苦しいんでしょうか…？（遠い目）
というか、なぜこんなにコピー本なのに私にしては長い話を書いてるんだろう。オフだ。オフの長さだ。お陰で終わらなくて泣きそうです。いや、なく前に寝そうです。うぐぐ。

とりあえず、前日から共にする友人の製本手伝いがなければ確実に落としたな。ははは。ありがとう、ありがとう。
でも、まだ終わりません…。ふっ。
とりあえず、先に表紙絵を作成中。しまった、なんでPCで塗って…！手塗りにすればよかった…↓
頑張れ自分、やればできる子！

…がんばりたくねぇ…（本音）